茨木市議会の令和 6 年第 1 回定例会が3月 25 日、今年度当初予算および補正予算を成立させ、閉会しました。 茨木市は、「おにクル」や「ダムパークいばきた」のオープンにより、市内のみならず、市外からも多くの観光客等が訪れる一方で、バス路線の廃線や減便、駅前開発等、取り組まなければならない課題も山積しています。
当初予算には、「おにクル」をはじめとする公共施設の維持管理費にかかる経常的経費に加え、継続的な市民サービスの実施を基本とした予算が盛り込まれました。また、“次なる茨木”をさらに進める取組みとして、安威川ダム周辺の整備や教育施設の充実に向けた補正予算も編成されました。
さらに、今議会では、自民党茨木市議団が主導し、「茨木市議会の解散に関する決議」を初めて提出。茨木市では、市長選挙のわずか 9 ヶ月後に市議会議員選挙が実施される状態が 40 年以上も放置されており、これを同日実施にすることで、経費節減や投票率向上、市民の利便性向上につながると主張しましたが、可決することはできませんでした。
自民党茨木市議団は、「今回はじめて議会解散の決議案を提出し、議論できたことは大きな一歩」と一定の評価を示しつつ、引き続き、市民の声に向き合い、強い思いを持って取組みを継続していくとしています。
また、介護保険条例、国民健康保険条例、茨木市営住宅条例、茨木市水道事業給水条例をはじめとした、市民生活に関わる条例の一部改正が実現しました。