5 月17日に開かれた枚方市議会で、新たな副議長に自民党枚方市議団の田口敬規議員が選出されました。 田口副議長は就任にあたり「枚方市駅前の再整備や市役所の移転計画など、枚方市はターニングポイントにある。議会の重要な役割でもある行政のチェック機能強化が一層求められている」との認識を示しました。
枚方市役所の庁舎建て替えを巡っては、市長が別区画へ移転して建て替える計画を提案していましたが、総額の試算や、移転後の土地活用に問題があるとして議会が否決しています。 自民党枚方市議団は「老朽化する市役所庁舎の建て替えが必要であるとの認識は一致している」とした上で、懸念される課題を指摘し、市長に説明を求めていますが、いまだこれらの懸念を払しょくする説明がなされていません。
自民党枚方市議団は引き続き、市民の利益を最優先に考え、議会と対話した上で計画を進めるよう市長に求めていく構えです。
【自民党枚方市議団が指摘する5つの課題】
1)庁舎の建替え案が人口減少・デジタル化などを十分考慮出来ていない
2)タワマン誘致によって駅前空間でのイベント開催が制限され、にぎわい創出に繋がらない
3)駅前空間と複合施設が車道で分断されるため、経済効果に結びつきにくい、かつ、子育て世代にとっても危険である
4)国による補助額の想定が甘く最終的な市の負担額を圧縮できない
5)現庁舎のある市有地の売却を前提としているため長期的な市民の利益につながらない