自民党大阪青年局が運営する政治学校「なにわ塾」の第13期・第3回講座が8月10日開かれ、上川陽子外務大臣による講演が行われました。
講演で上川大臣は、日本の外交について「国益を守り、国際社会における日本の存在感を高めるには『しなやかで力強い外交』が重要だ」との認識を示しました。
その上で、日本が強みとしてきた経済外交の基盤強化を図るため、「新しいフロンティア」の開拓を進めると強調。具体的には、ODA(政府開発援助)などを通じた「グローバル・サウス」の取り込みを図るため、官民連携を重視し、現地で事業を展開する日本企業との連携強化を進めるとしました。
そのほか、「共創プラットフォーム」の創設により、各国の在外公館に経済広域担当官の設置を進め、進出を試みる企業への情報提供やネットワーキング支援などを行っていることも紹介しました。
塾生からの質疑応答では、ODAに対する国民理解の促進ついて質問が上がり、上川大臣は「“日本にもメリットがある”ということの見える化を丁寧に進めたい」と答えました。
第4回講座は9月7日(土)、齋藤健経済産業大臣を講師に招き開催予定です。
第4回講座からの受講をご希望の方は、下記入塾フォームから応募できます。
https://www.osaka-jimin.jp/news/detail/602