自民党大阪の女性局が企画・運営する「Watashiba(ワタシバ)」の政治塾「女政のチカラ」が8月10日開催され、上川陽子外務大臣が「女性議員の役割」について講演しました。
講演で上川大臣は、日本における女性活躍について、法整備などが進む一方、政治分野での女性活躍は他国と比べ遅れているとの認識を示しました。その上で、国際社会として取り組みが進む「女性・平和・安全保障(WPS)」の分野において、日本の女性が政策から現場までのさまざまな局面でリーダーシップを発揮することが重要であると強調しました。
また、自身が昨年まで党改革実行本部の座長として策定に取り組んだ「女性議員の育成、登用に関する基本計画」についても紹介があり、同計画に盛り込まれた「女性候補者支援金制度」や「ハラスメント相談窓口の設置」など、党として女性候補者が活動しやすい環境整備を着々と進めているとしました。その上で、自民党大阪女性局の「ワタシバ」の取り組みについて、期待を示しました。
講演後には、上川大臣も交えてワールド・カフェ方式での意見交換が行われ、「WPSの推進」や「女性議員増加」などのテーマについて、上川大臣と参加者が直接、意見を交わしました。